ロバストパラメータ設計（タグチメソッド）
設計対象の持つ設計パラメータ（変数）を所望性能を達成するように調整する手法です。その際、ノイズに対する頑強さ（ロバスト性）を指標にすることで、ロバストなシステムを設計します。機械装置や、生産工程の条件の設定などに適用可能です。
応答曲面法
定式化が難しい設計対象について、実験やシミュレーションデータから近似曲面を生成し、その曲面を利用して最適化を実施する手法です。機械装置や、生産工程の条件の設定などに適用可能です。
多目的最適化問題
複数の目的関数の最適化を目指す設計手法です。現代の設計問題は複雑化していく傾向にあり、同時に複数の要求が求められることは少なくありません。しかしながら、現実には複数の要求は互いにトレードオフ（妥協）の関係にあることが多く、はっきりとした解を得ることは困難です。多目的最適化問題の手法を適用することによって、”解の形状”を可視化し、設計の意思決定のための材料を得ることができます。